渋谷区でマンション購入するなら修繕積立金を知ろう!

query_builder 2023/11/10
ブログ

「月々のローンはいくらになりますか!?」

多くの方が、購入時に気にするのはローンですよね。


でも実は、購入後に支払いが必要になるのは、

ローンだけではないのです。


「修繕積立金」「管理費」などの諸費用も月々の支払です。


ローン程ではないですが、長期的に考えると大きな額になります。


でも実際「聞いたことはあるけど、具体的に何に使われているの?」

「管理費と修繕積立金って何が違うの?」など、


疑問が多いですよね。


そこで今回は『修繕積立金の罠』についてご紹介しますね!


最後まで読んで頂けたら、

『修繕積立金』をしっかりと理解し、

長期的に損することがなくなりますよ!


修繕積立金について知ろう

修繕積立金とは?


読んで頂けているあなたは、「修繕積立金」と言われて何を想像しますか?


具体的に何に使っているのかって、

意外と知らないですよね。


修繕積立金は以下のような内容で使われています。


【修繕積立金】

目的: 将来的な修繕やメンテナンスに備えるための資金を積み立てることを目的とします。


用途: 大規模な修繕工事や建物の老朽化に備え、将来のリスクに対応するための資金です。外壁補修、屋根修理、エレベーターの更新など、予測可能な将来のメンテナンスに使用されます。


徴収方法: 通常は月々の固定費として住民から徴収され、積み立てられます。積み立て額は建物の年数や将来の修繕計画に基づいて算定されます。


その為、修繕積立金については、

ただ単純に安ければ良いという費用ではないのです。


このことを理解していないと、

長期的に大変なことになる可能性があります!

修繕積立金の罠


修繕積立金は

「将来のリスクに対応するための資金」です。


その為、修繕積立金については、

ただ単純に安ければ良いという費用ではないのです。


このことを理解していないと、 長期的に大変なことになる可能性があります!


修繕積立金が安いとなぜ危険なのか。

中古物件か新築・築浅物件かで理由が異なります。


しっかりと理解し、自身で判断できるようにしましょう!

管理費との違いは?


修繕積立金を考えた時、まず最初に疑問に思うのが、

「管理費とは違うの??」ですよね。


管理費の詳細は次の通りです。


【管理費(管理組合費用)】


目的: 日常の管理や運営に必要な経費を賄うための費用です。


用途: 共用部の清掃、エレベーターの運転費用、共用施設(プール、ジムなど)の維持費、管理会社の報酬など、共同住宅全体の日常的な運営に関連する様々な費用に充てられます。


徴収方法: 通常は月々の固定費として住民から徴収され、管理組合がこれらの経費を賄います。


修繕積立金は【将来のリスクに対応する為の資金】

管理費は【日常の維持に対する資金】

となり、使い道に大きな違いがあります。

「均等積立方式」とは?

国が勧めている方法というのが

『均等積立方式』です。


特徴: この方法では、毎月一定の金額を住民全体で均等に徴収します。


メリット: 長期で暮らすことを考えている人には、途中で大幅に積立金が上がることがない為安心できます。


デメリット:生涯必要となる額を均等に積立するため、

新築・築浅の場合には、最初の負担が大きくなります。


長期にわたって変更がない為、

国土交通省が推奨しているやり方がこの方法なのです。


「国が推奨しているなら、均等積立方式が良いじゃん!」


と思う方も多いと思いますが、

実は、この方法を取り入れている物件は少数なのです。

段階値上げ式とは?



多くのマンションが取り入れているのが

『段階値上げ式』です。


特徴: 一定期間ごとに修繕計画を見直し、必要に応じて積立金額を調整します。


メリット: 修繕の必要性が変わる場合に適応できます。必要に応じて積み立て金額を変更でき、リアルタイムな修繕ニーズに対応できます。


デメリット: 住民にとっては積立金額の変動があるため、予測が難しくなります。計画的な予算編成が難しくなる場合があります。


修繕積立金の罠について知ろう

新築・築浅の罠


多くのマンションが先ほどお伝えした『段階値上げ式』を採用しています。


その為、新築・築浅物件は修繕積立金が安いのです。


それは、新築マンションで修繕積立金を高くすると売りづらくなるためなのです。


新築時にはまとまって「修繕積立基金」などがあるため、完全な不公平ではないのですが、

永住を考えると、修繕問題を先送りしているとも言えますよね。


修繕積立金が築何年から上がるのかは、

事前にしっかりと調べておきましょう!


築古中古物件の罠


国土交通省が出している「マンション修繕積立金のガイドライン」では、次のように示されています。


【15階未満の中規模マンション】

専有床面積当たり202円/月


【20階以上の高層マンション】

専有床面積当たり206円/月



築10年~20年になっても、修繕積立金が、

専有床面積当たり100円/月を下回っている場合

そのマンションは管理組合が機能していない可能性があります!

まとめ

相場を知ろう


「この修繕積立金は安いですよ」

という話しをそのまま真に受けるのではなく、

相場を知り、自身で適正価格かをしっかりと見分けられるようにしましょう。


しっかりと理解をすることで、

突然積立金が上がってしまった!というリスクも避けられます。


また、10年後に積立金が上がることが分かれば、

そのタイミングで売却を考えることも可能ですよね。


長期的に考えて、どのように変化すのかを理解し、

損のない将来設計を考えていきましょう!


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私たちは、細かなカウンセリングから、 あなたに合った物件をご紹介しています。


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少しでも不安や疑問があれば、 お気軽にご相談下さいね。


最後までご覧頂き、ありがとうございます!



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恵比寿不動産売却相談センター

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